2017/11/18

白はセーフ?黒いは危険?爪に縦線(縦みぞ)が出る原因と対処方法

気にし始めたら止まらないのが爪の縦線。よく見ないと分からないけど、光の反射で角度によっては「縦に線が出ているような・・・?」

 

そんな爪の縦線について、原因と対処方法について紹介していきます。

 

爪を見れば健康状態が分かると言われているように、爪の縦線にもちゃんと意味があります。
人の爪に現れる縦線は大きく分けると2種類。

 

  • 白い線
  • 黒い線

 

の2色で分けられます。
みなさんはどちらでしょうか?

 

最初に言っておくと、

 

白は安心。黒は危険。です。

 

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爪に「白い」縦線が出る理由

 

爪に白い縦線が出る理由です。

 

過度に心配する必要はなく、誰にでも出ます。
原因を知って、日頃から意識することで、縦線は消す(目立たなくする)ことが可能です。

 

老化

 

爪に白い筋がでるということ、それは「老化のサイン」でもあります。正式には「爪甲縦溝(そうこうたてみぞ)」と呼ばれ、老化現象の一つと見られています。

 

子供の頃、若い頃には「こんな白い筋を見たことがなかった」という方は、病気のサインではなく、爪も老化したということでしょう。

 

30代以降あらわれるのが特徴です。
爪の縦線は、爪の「シワ」とも呼ばれており、年とともに顔にシワが増えるように、爪にも老化の兆候はあらわれます。

 

それが白い筋であり、年輪のように年とともに増えていきます。

 

乾燥

 

爪が極度に乾燥すると白い筋のような縦線があらわれることもあります。

 

水仕事をしたあとや寒い冬に手袋をせずに外出したときに見られるという方は、乾燥が原因かもしれません。

 

乾燥した肌に小じわができるように、爪も乾燥には弱く、ダメージを負えば白い筋になってあらわれます

 

水仕事をする際にはゴム手袋を使用する、水で手を洗った後には、すぐにタオルで優しく水分をふき取るようにしてください。
手に水分が残ると、水分と一緒に手の保湿成分も蒸発してしまいます。爪にも水分が残らないよう、指先まで丁寧にふき取ってあげましょう。

 

もちろん、こまめにハンドクリームを塗りなおすケアも有効です。

 

保湿効果があるのはもちろん、油分の膜ができることによって肌や爪の水分が逃げにくくなります

 

爪先まで十分に伸ばすこと、さらに乾燥が気になる方はネイルオイルで細部までしっかり保湿してあげることも重要です。

 

【関連】
爪の保湿はネイルオイルで!ネイルオイルの効果を解説

 

意外と知らない!ネイルオイルの正しい使い方

 

栄養不足

 

偏った食事をしていた場合や栄養が不足しているとき、爪に白い筋があらわれることもあります。

 

これはビタミンB群が不足したときに起こる現象です。
体が疲れやすい人、貧血やイライラ感が出てくる人はビタミン不足を疑ってみてください。

 

まずは以下のものが不足していないか?普段の食生活をチェックしてみましょう。

 

  • 肉類:豚肉、うなぎ、レバー類、卵、牛乳など。
  • 魚介類:かつお、まぐろ、さんま、鮭、しじみ、赤貝、あさりなど。
  • その他:緑黄色野菜、大豆製品、落花生、ナッツ類など。

 

キチンと食事をしているつもりでも、バランスよく栄養素を摂取することは難しいもの。
サプリメントやドリンクで補ったり、間食をナッツ類にチェンジしたりする工夫も必要かもしれません。

 

また、過度の飲酒や喫煙、ストレスによって体内のビタミンが消費されてしまうこともあります。
生活習慣や心身の疲れを見直し、栄養が不足してしまう原因を探ってみることも大切です。

 

爪に必要な栄養については、以下の記事で詳しくまとめています。爪はたんぱく質からできていますから、栄養補給がとても重要なのです。
健康的な爪に育てるために要な栄養と食べ物!

 

血行不良

 

女性に多い冷え性。この冷え性がひどくなり、末端冷え症となって指先に十分な血液が循環しなくなってしまうと、爪にも縦筋があらわれてしまいます

 

食事によって得た栄養分は、血液によって体内の各部位に運ばれていくもの。冷えによって血行が悪くなると、栄養分を体のすみずみにまで運ぶことができなくなってしまいます。

 

冷えがひどく、爪に縦線が見える方は栄養が指先まで届いていない証拠です。

 

体を温める食事や運動で体の内部から温めること、防寒やマッサージで体の外側から温めることを試してみてください。

 

冷房で体が冷やされ、体温が下がり過ぎてしまうこともありますので、冷え性対策は暑い夏にも意識してください。

 

指先まで温めることができれば血行が回復し、爪にまで栄養を届けてくれるようになります。

 

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爪に「黒い」縦線が出る理由

 

爪に黒い線が出る場合は注意して観察してください。
個人的には、すぐに皮膚科で診てもらうことをおすすめします。

 

多くの場合が、何かしらの病気に直結しがちなものになります。

 

ほくろ

 

皮膚にできるほくろは、爪にできることもあります。
まれなケースではありますが、爪の根本にほくろができ、爪の成長とともにほくろは黒い縦になって線状に伸びてきます。

 

ほくろは癌へと変化する可能性もあるため、急に線の色が濃くなったり太さが増してきたりする場合には注意が必要です。

 

黒い縦線が必ずしも癌の兆候とは限りませんが、爪に黒い筋が少しでも見えてきたときには慎重に経過を観察する必要があります。

 

メラノーマ

 

爪の黒い筋の多くは良性ではありますが、悪性である可能性もゼロではありません。

 

色素細胞が癌と化したものを皮膚癌の一種、「メラノーマ」と言います。

 

メラノーマの多くはほくろの細胞が癌化し、発症するもの。爪にもほくろはできるため、黒い筋がメラノーマのサインである可能性も捨てきれません。

 

判断基準としては、「色に濃淡差があること」「筋の太さや感覚が一定でないこと」が目安となります。
また、急に太くなる、形が広がって変形するなどの変化が見られる場合にも、メラノーマの可能性は高まります。

 

アジソン病

 

アジソン病は別名、慢性副腎皮質機能低下症(まんせいふくじんひしつきのうていかしょう)とも言います。

 

生命の維持に必要なホルモンが十分に分泌されなくなるという症状が起きます。

 

結核や自己免疫によって左右の副腎のほとんどが損なわれ、副腎の機能が低下し、慢性化したことによって発症します。

 

アジソン病発症の特徴の一つとして、「皮膚の色が黒くなる」という症状があらわれます。
これは爪にもあらわれ、手の爪にとどまらずに足の爪にまであらわれることも。また、一つの爪に数本の黒い筋が見える症例もあります。

 

爪に黒い線があらわれると同時に、皮膚も徐々に黒くなるのがアジソン病の特徴です。

 

他にも「全身がだるくなる」「低血圧」などの症状もあらわれます。

 

水虫

 

水虫は足の皮膚ばかりでなく、爪にも発症することがあります。

 

爪がかゆく、黒い筋が見えた場合には「爪水虫」である可能性も高いでしょう。
爪の中で菌が繁殖し、症状を悪化させています。

 

爪水虫の初期には爪が白濁して見え、進行が進むとともに黄色から赤茶色へと変化し、末期には黒へと変化します。

 

徐々に色が濃くなるため、黒い色があらわれたころには症状がかなり進んでいると言えるでしょう。

 

他にも「爪に厚みが増す」「爪がボロボロと崩れる」「爪周りの皮膚にもかゆみがある」などの症状があらわれます。

 

これらの症状以外にも、爪に関する病気は以下の記事で写真と一緒にまとめています。
少しグロテスクですが、気になる方は見てください。

 

爪の病気一覧

 

白は安心。黒は怖い

 

白い縦線、白い筋が見えた場合には栄養不足や乾燥が原因になることが多いため、生活習慣や毎日のケアを変えることで改善させることもできます。

 

過剰に心配することはありません。

 

原因が老化現象のあらわれだとしても、十分な栄養補給と保湿はエイジングケアにもつながります。

 

年だからとあきらめず、体の内と外から積極的に働きかけてみてください。

 

一方、黒い縦線、黒い筋が見える方は注意が必要です。

 

重大な病気が潜んでいることもあるため、自己判断で済まさず、皮膚科を受診することをおすすめします。

 

特に大人になって急にあらわれた場合、一度は医師の診察を受け、慎重に経過を観察するようにしましょう。

 

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