爪を噛む癖の問題・原因から克服方法まで!
子供から大人まで爪噛み癖を持っている人はたくさんいます。
わたしもかつては爪を噛んでいました。
※ 噛んでいたころの写真
爪が短く常に深爪のような状態で痛々しくて見るに耐えないですよね・・・。
ドキッとした方は、克服しがいがありそうです。
わたし自身も長年の間、爪を噛む癖を克服できずに悩んできました。あれやこれやと試してはダメでその苦悩はみなさまと共有できるのではないかと思います。
また、親と子は似るのか、自分の娘も爪を噛み始めて、どうすれば治せるか、爪を噛まないように成長させてあげられるか悩んだものです。
爪を噛む癖は、一般的には子供に多く見られて大人になるにつれて減少していきますが、わたしのように大人になっても噛み続ける人も増えています。
当サイトを訪れた方は、おそらく2パターンに分かれるのではないでしょうか。
わたしの経験が少しでも役に立てたら幸いです。
当サイトでは主に以下の順に紹介していきます。
是非、最後まで目を通していただき、爪を噛む原因・心理を知り、癖を克服していただければ幸いです。
爪を噛むことがダメな理由
爪を噛むことはあまり良い行為ではありません。他人とっても自分にとっても良くないことだらけです。爪を噛むことによる問題を認識して「爪噛みをやめよう!」と決意していただければ嬉しく思います。
ダメな理由は大きく分けると3種類。
- 見栄えの問題
- 衛生上の問題
- 病気の問題
では1つずつ見ていきましょう。
見栄えの問題
爪を噛む癖は、他人に不快感を与えることが多いです。まだ子供なら可愛らしいで済むかもしれませんが、大人が爪を噛むなんて論外です。ビジネスマンであればなおさら。
爪を噛む行為は他人からすると、「不潔」「子供っぽい」「信用できない」といったマイナスのイメージしか与えません。
他には、「良い年して気の毒」とか「みっともない」とか「何考えてるんだろう」とか「接したくない」とか。ほとんど悪口しかありませんね・・・。
一方で周りの人も気づいてはいても些細な癖を指摘してよいものかどうか考えてしまって、多くの場合はほったらかしです。そのため本人は爪を噛む行為自体が与える他人への影響について無頓着になってしまっている現状です。
外で人と接する際は、爪を噛む癖が他人に与えるマイナス評価について考えてみてください。
- 女性から見た爪噛み男性
- 男性から見た爪噛み女性
それぞれでアンケートを取りました。かなり厳しい意見が並びますが、覚悟して見てみてください・・・。対人関係において、爪噛み癖は何一つしていいことがありません。
衛生上の問題
爪を噛む好意は衛生上も良くないです。爪を含めて手の指は細菌がたまりやすい場所でもあります。親から「食べる前は手を洗いなさい!」と教わりませんでしたか?
爪を噛むということは、手についた無数の細菌をわざわざ自分から体内へ入れていることと同じです。手は汚いものだと思えたら爪を噛む癖もおのずと治っていきます。
例えば排水口の掃除をしたあとの爪は噛みませんよね?そういうことです。
さらに詳しくはこちらから。
→ 衛生上の問題
病気の可能性も高まる
爪を噛むことで起こる病気も多くあります。めったに起こるものではありませんが、そういうリスクがあるということは認識しておくことが大切です。
一番深刻な病気は、化膿性爪囲炎。「かのうせいそういえん」と読みます。
この病気は、爪を噛むことでできた傷口からブドウ球菌・レンサ球菌が感染して起こる病気で、爪の内側に膿ができ物が持てないほど激しく痛みます。
そして恐ろしいのは最悪の場合は爪を剥ぎとって手術しなければならない可能性もあることです。たかが爪を噛む癖でこんなことになりたくないですよね・・・。
他にもいろいろな症状や病気があります。さらに詳しくはこちらから。
→ 爪を噛むことで起こりうる病気
自傷行為
爪を噛む人でも多くの方が意識していないのが自傷行為であるというところ。
実は爪を噛む行為というのは、広くは自傷行為に当たります。
自分ではそのつもりはなくとも無意識のうちに自分を傷つけようと体が動いているわけですね。
爪も体の一部です。むやみに傷つけることは止めましょう。
爪を噛む原因や心理
爪を噛む原因や心理はなんでしょうか?子供と大人に分けて見ていきましょう。
子供が爪を噛む原因
大きくまとめると以下のような理由から爪を噛む癖を覚えます。
- 親からの愛情不足
- 欲求不満
- 不安・寂しさ
- 恐怖心
- ストレス
子供の中でも、幼児と小児では少し原因が異なりますので、分けて紹介してきます。
幼児のときに爪を噛み始めるパターン
1、 親の愛情が足りない!(子供目線)
親から自分への関心や愛情を感じない時に寂しくなり、自分の爪を噛んでしまうようです。
分かりやすく表現すると、「もっとかまってほしい!」といった感じでしょうか。
具体的な例としては、弟や妹が生まれたタイミングであったり、兄弟などの誕生日で自分に関心が向いていないと感じた場合など。
特に下の子が生まれたことがキッカケになるケースは多いそうですね。親を独占できなくなるからでしょうか。長男や長女にその傾向が強いみたいです。
指をしゃぶると安心しますよね。爪を噛む行為にもそれに似たような作用があると言われています。
「わたしは十分な愛情を注いでいるわよ!失礼な!」と思うお母さんもいらっしゃると思いますが、あくまで子供目線ということを忘れないでください。
子供が自分だけのときは100%の愛情が注がれていたのに、下の子が生まれると愛情は分散してしまうはずです。
子供が爪を噛んでいたら、優しく声をかけて手を握ってあげるくらいでも効果があるかもしれませんよ。
2、 緊張、怖い
例えば、知らない人にあって緊張しているときや、怖いアニメや絵本を見ている時に、その恐怖心を紛らわすために手を口にやることがあります。
似たようなことで、「嫌」という感情(ストレス)によっても引き起こされるケースもあり、保育園の転園であったり、集団生活が嫌い(苦手)であったりということで爪を噛み始める子もいます。
これは、先程紹介した弟や妹が生まれて嫉妬であったり羨ましさの感情と似ていますね。神経質でそういった変化やストレスに敏感な子に起こりやすいです。
小学生のときに爪を噛み始めるパターン
1、 寂しさを紛らわすため
兄弟と同じ部屋で一緒に寝ていたけど、別々で寝るようになって爪を噛み始めるといったことがあるそうです。
あるいは、専業主婦だった母親が働くようになったタイミングなど。
寂しくなった時に、その寂しさを埋めるための方法として爪を噛む行為が生まれるのかもしれません。
2、 親が厳しい
これはストレスによって引き起こされるものかもしれません。
よく怒る親だったり、しつけが厳しかったり。
特に感受性が豊かであったり、神経質な子供の場合は、かなりのストレスとなってしまいます。
そういったストレスが引き金となり、爪を噛む癖を覚えてしまう子もいます。
3、 人の真似をする
意外と多いのが、誰々さんが爪を噛んでいたら「真似」して爪を噛み始めたという子。
そして、真似していたら癖となって止められなくなってしまったということですね。
母親や父親が噛んでいる場合も同様です。
子供の爪噛みを克服させたかったらまずは自分からです!
大人が爪を噛む原因
- 苛立ち
- 欲求不満
- 情緒不安定
自分の思い通りに事が進まない場合や、自分を上手くコントロールできなかったりした場合に、自分の爪を噛んでしまいます。
例えば、仕事で上手くいっていない時や、どうしたらいいか分からなくなった時などです。
爪を噛む行為には緊張を和らげたり、ストレスを開放する効果があるとされています。
あとは、イライラしている時や、情緒が安定していない時、手持ち無沙汰なとき、緊張している時、などもですね。
基本的には子供から大人になるにつれて爪を噛む癖はなくなっていきます。
それは、「自制心」が成長するにつれて強くなってくるからです。
大人になっても爪を噛んでしまう人は「自制心」が欠如していることになります。
ですので、自分をコントロールできなかったり、上手くいかなかった時に自分を傷つけるという行為となって現れるのです。
ただ、大人の場合に治すことが難しい理由として、それが爪を噛む行為が癖になっていて無意識であることが多いからですね。
精神的に強くすることに加えて、「今噛んでいる」を意識するところから始める必要があります。
大人が爪を噛む傾向はだいたい同じ
大人の爪を噛むタイミングってだいたい似ていたりします。わたしの体験も踏まえて、大人の人がどういったケースで爪を噛むのか、場面別に紹介していきます。
1、 手が暇な時
抽象的すぎて恐縮ですが、圧倒的な第一位が「手が暇」な時です。
テレビを見ていたり、Youtubeを見ていたり、スマホをいじっていたりと、片方でも手が空いていたら無意識で噛んでしまいます。
持論ですが、癖と呼ばれるものの大半は、忙しくすることで克服できます。
例えば筋トレしながら爪を噛む人はいないでしょう。何かに没頭しているときは、そっちに集中するものです。逆に爪を噛むときというのは、比較的に暇な時が多いです。
わたしは爪噛みしそうになったら腹筋するペナルティを課して克服を頑張ってました笑
2、 不安、イライラ、緊張
不安やイライラなど、精神的に不安定な状態のときも爪を噛む傾向にあります。
子供の爪を噛む原因にも似てますが、指を口の近くに持っていく行為には「安心する」「落ち着く」という作用があるのです。
プレゼン前で緊張した気分を落ち着かせたい時、不安に押しつぶされそうな時など、無意識に噛んでいませんか?
わたしは、大学のころ卒論提出が迫って来ている時の爪は緊張と焦りで噛みすぎて本当にボロボロでした・・。
3、 爪を眺めててつい・・・
爪を噛む癖のある人には共感される話だと思いますが、爪を眺めていると噛みたくなる形状になっている時ありませんか?
噛んで自分の思い通りのちぎり方であったり、爪の形になったときって一種の心地よさがあります。おそらくストレス発散効果もあるはずです。
爪を眺めていて気になりだしたらもう噛んでしまいますね・・・。なので極力爪のことは気にしないことも大事だったりします。
爪を噛む癖を克服する方法
爪を噛む行為に限らず長年身についた癖を克服することはとても難しいです。しかし「克服する!」と意識して変えていかないことには一生治りません。
ですから当サイトを訪問したことをキッカケに今日から克服するぞ!という気持ちを持ってもらえれば幸いです。
無理やり克服が一番早い
子供でも大人でも癖はなかなか治りません。本気で治したいなら物理的に無理やり治すのが一番近道です。
- 爪になにか塗る
- 爪になにか貼る
- 爪になにか被せる
このどれかを行えば爪は噛まなくなります。というか噛めません。
客観的に見ると滑稽に見えますが、例えば、家にいる時は5本指全部に、テープを貼ったり指サックをしたりといったことで克服していきます。
マニュキュアを塗って噛んだ時に違和感を与えるようにする方法もあります。また、爪噛み癖を矯正してくれるネイルサロンもありますが、これは最終手段ですね。
爪噛み防止グッズとして、かむピタという苦味成分が含まれたマニュキュアのような商品も販売されています。爪を口に含むと苦くて噛みたくなくなるという商品です。どちらかというと子供向けですが大人のわたしが舐めても苦ったので効果はあります。
綺麗な爪に戻す
ただ爪噛み癖を直すだけでなくできることなら元に綺麗な爪まで戻したいですよね。
爪を噛む癖のある人の爪はボロボロで傍から見ているとかなり痛々しい状態になっています・・・。爪を噛む癖を止めても、爪がボロボロのままだと他人からの評価は「爪を噛んでいる人」のままです。
爪を噛む癖を直しながらぜひ行っていただきたいのが、爪によい栄養を取って爪が伸びやすい環境を作ってあげることです。
引用:http://rifare-nail.com/shortnails.html
爪をキレイに伸ばすために気をつけるべきことは、「栄養」と「保湿」です。
食事やこまめなハンドオイルなどを行う方法が基本ですが、わたしは面倒くさいのでやっていません・・・!
爪用のサプリメントで栄養を届ける
ありがたいことに、爪のためのサプリメントがいくつか存在します。わたしのように食事を考えるのが面倒くさい人は、爪用のサプリメントで気軽に栄養補給して爪を育てていきましょう。
爪用のサプリメントについては、以下の記事でまとめています。
→ 「爪用」サプリメントを口コミで比較!爪にいい栄養で強く伸ばそう
ビタミンBや亜鉛など、爪の生成を助ける栄養素はもちろんのこと、シリカやコラーゲンといった保湿を意識した成分も含まれています。爪は「栄養」と「保湿」が大事と言いましたが、サプリメントで栄養と保湿にアプローチできているのはNailly(ネイリー)しかありませんでした。
- 爪を噛む癖の何が問題?
- 見栄えの問題
- 衛生上の問題
- 病気になるリスク
- 周りからどう思われている?
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